ナトコファーマは、インド中南部のハイデラバードに本拠を置く多国籍製薬会社です。ナトコファーマは、小規模な治療分野に対応する様々な医薬品の開発・製造・商品化をおこない、主に腫瘍治療薬およびC型肝炎治療薬に力を入れていることで知られます。また、世界で初めてインフルエンザ治療薬タミフルのジェネリック医薬品が米国のFDA（アメリカ食品医薬品局）から承認を受けたことで有名になりました。

インド全土に6カ所の製剤拠点を構え、施設は厳しい世界的な規制当局によって認定されています。ジェネリック医薬品の製造のほか、世界各国およそ50の国々に原薬を輸出しています。欧州のGMP（​​医薬品の製造所における製造管理と品質管理に関する基準）や米国のFDAなど​​グローバルな環境、品質、安全基準に準拠した高品質で費用を抑えた医薬品を製造しています。