ヘドン4IU - ヒト成長ホルモン（Headon 4 IU - Human growth hormone）

ヒト成長ホルモンの効果効能

ヒト成長ホルモンは、脳にある下垂体という場所から分泌されるホルモンの一種です。身体の器官に働きかけて成長を促す作用があり、小児への投与では軟骨細胞に働きかけることで骨を伸ばし、成長障害や低身長の治療に対して効果をあらわします。

また、ヒト成長ホルモンには傷ついた組織を修復し再生する作用もあることから、成人においても骨や筋肉を強くしたり、代謝を活性するなど、健康と若々しさをキープするのにも重要な役割を果たしています。
しかし、ヒト成長ホルモンは加齢と共に徐々に減少していきます。
成長ホルモンの減少は、体力低下、代謝低下、肌のしわの増加といった「老化」の大きな一因とされています。

成人へのヒト成長ホルモンの注射は、減少したヒト成長ホルモンを体内に補充することで、筋肉量の増加・骨密度の上昇・内臓脂肪の減少・認知機能の改善などの効果があるとされており、アンチエイジングにも有効であるとされています。

参照：「成長ホルモンと身体能力」Pubme（英語）

＊ベターヘルスでは美容スキンケア用医薬品やダイエット用医薬品もご用意しています。

ヒト成長ホルモンの投与方法

日本国内において成長ホルモンの安全性と有効性が確立し、保険適応となっているのは、下記の表の通りになります。

〈小児〉

〈成人〉

*成長ホルモンの投与量の単位は mg/kg/週です。

例）体重24kgの成長ホルモン分泌不全性低身長症の小児への投与の場合
1週あたり、0.175×24=4.2mg、週7回の注射では毎日0.6mg、週6回の注射では1日あたり0.7mgを投与することになります。

投与に関して医師の指示がある場合は指示に従ってください。

ヒト成長ホルモンの副作用

ヒト成長ホルモンの副作用として、以下の症状が現れる可能性があります。

● 筋・骨格系症状：慢性腎不全に合併する骨異形成症の進行、関節痛・下肢痛等の成長痛など
● 内分泌症状：耐糖能低下、甲状腺機能低下症など
● 泌尿器症状：慢性腎不全における血清クレアチニンの上昇、慢性腎不全におけるBUNの上昇、尿潜血・顕微鏡的血尿、蛋白尿など
● その他の症状：頭痛、貧血、好酸球増多、浮腫など

また、重大な副作用として下記の症状が発現することがあります。

● 痙攣
● 甲状腺機能亢進症
● ネフローゼ症候群（浮腫、尿蛋白、低蛋白血症）
● 糖尿病

上記の症状や異常が現れた場合は、使用を中止し医師の診察を受けてください。

ヘドン4IUの使用上の注意

重要な基本的注意

＜効能共通＞

● 成長ホルモンはインスリン感受性を低下させるので、本剤を使うと血糖値やHbA1cが上がる可能性があります。血糖値やHbA1cなどを定期的にチェックし、異常が見つかったら、投与量を減らしたり一時的にやめたりするなど、適切に対処してください。プラダーウィリー症候群やターナー症候群の場合は、耐糖能が低くなることもあるので、経過に注意してください。
● 甲状腺機能が低下することもあるので、甲状腺機能を定期的に検査してください。甲状腺機能が低下したり悪化したりしたら、適切な治療を受けることが望ましいです。

ヘドン4IUの保管方法

● 製品は直射日光や高温多湿を避け、冷暗所に保管してください。
● 製品はお子様の手の届かない場所に置いてください。
● 使用後は、誤用や品質劣化を防ぐため、必ず元の容器に入れて保管してください。
● 使用期限が切れた製品は、使用せずに廃棄してください。廃棄の際は適切な方法に従ってください。

ヘドン4IUの通販・個人輸入について

当社が取り扱うこの製品は、インドのサンファーマ社が国際的な品質基準を満たして製造・販売するジェネリック医薬品です。

※製造国については、こちらのページでご覧いただけます。

ベターヘルスは、お客様のニーズに合わせて、海外の医薬品をお届けする個人輸入代行サービスです。パートナー企業と協力して、決済や輸入・通関の手続きを一括して行います。

参考：

成長ホルモンと糖代謝：第12回 日本糖尿病学会総会 シンポジウム(II)

成長ホルモンの適正使用に関する見解：公益財団法人 成長科学協会

医療用医薬品 : ジェノトロピン