「レビトラ」は、バイアグラ、シアリスと並んで人気のED(勃起不全)治療薬です。世界各国でED治療薬として認可され、多くの人に利用されてきました。
ところが、2021年に発売元であるバイエル薬品はレビトラの販売中止を発表しました。
長年に渡りレビトラを愛用してきた人にとって、これはショックなニュースかもしれませんね。
もうレビトラは手に入らないの?レビトラの代替薬はあるの?
そんな心配や疑問について、ここでは回答していきます。
レビトラと同じように即効性や勃起効果が高いジェネリック医薬品もご紹介。
「レビトラ」はドイツのバイエル薬品が2004年に販売をスタートした、男性の勃起不全(ED)に対する治療薬で、世界で2番目に発売されたED治療薬です。販売開始以来、レビトラは「バイアグラ」や「シアリス」と並んで世界各国で人気のED治療薬として使用されてきました。
レビトラという名前は、バイエル薬品が保有している商標登録名で、正式な製剤名は「バルデナフィル塩酸塩水和物錠」といいます。
レビトラの特徴は即効性があること、勃起効果が高いことです。服用後、だいたい30分程度で効果があらわれるとされており、早い人では最短で15分程で効果が出始めます。
バイアグラやシアリスは飲んでから効果が出るまでにおおよそ30分〜1時間程かかります。それに対してレビトラは3倍ほど効果が出るのが早いことが分かります。
また、レビトラの効果持続時間は最大8時間ほどで、バイアグラと比較すると効果が長続きします。
効果が出るまでの時間 | 効果の継続時間 | 特徴 | |
---|---|---|---|
レビトラ | 15〜30分 | 約8時間 | 即効性がある |
バイアグラ | 30分〜1時間 | 約4時間 | 価格が安い |
シアリス | 1時間ほど | 約36時間 | 継続時間が長い |
即効性があり効き目が高いとして人気のあったレビトラですが、2021年に販売中止になりました。「レビトラ20mg」は2022年1月に、「レビトラ5mg」と「レビトラ10mg」は2022年3月で出荷終了となっています。
バイエル薬品からの発表によると、中止の理由は「長期にわたり次回以降の生産及び入荷の目途が立たず、今後も安定した供給が困難であると判断したため」としています。
2023年現在、レビトラを処方している医療機関は無く、海外からの個人輸入でも入手できなくなり、レビトラ錠は国内の市場から姿を消しました。
急な販売中止の発表ということもあり、製造時の品質および管理体制に原因があったのでは?と不安になる方も一部にはいらっしゃるかもしれませんが、決してそのような理由ではありません。
レビトラを購入できなくなったとしても安心してください。レビトラとほぼ同じ効果があるジェネリック薬が販売されています。レビトラの主な有効成分はバルデナフィルですが、当然ジェネリックにも同じ成分が入っています。
今までレビトラを愛用されていた方は今後、レビトラジェネリックへ切り替えることをオススメします。では、そのレビトラジェネリックとはどんな薬があるのでしょうか?簡潔に言うと国産と海外製があります。国産を選択される場合は、国内正規レビトラジェネリックの「バルデナフィル錠」が販売されています。
これから国産バルデナフィル錠にしようと思っている方は少し待ってください。その理由は値段にあります。もちろん、レビトラは販売中止なのでジェネリック薬に移行しなければなりませんが、国産と海外製では値段が全然違います。
国産 | 海外製 | |
---|---|---|
製品名 | バルデナフィル錠 | バリフ |
有効成分 | バルデナフィル | バルデナフィル |
容量 | 10mg/20mg | 20mg |
価格 / 1錠 | 1,300~1,500円 | 150~200円 |
正直、同じ成分(バルデナフィル)が入っているのにもかかわらず値段は約1/10です。海外製だから怖いという方もおられると思いますが、弊社ベターヘルスが取り扱う薬は国際基準に合った生産設備から仕入れた、品質が保証されている正規医薬品をお客様にお届けすることをお約束します。
ですので、値段の都合上でED薬を諦めていた方や、「国産は少し値段が高いな・・・」と思う方は弊社が取り扱っているバリフをお求めください。
上記のグラフから分かる通り、レビトラジェネリックと先発薬(レビトラ)に違いはほとんどありません。有効成分、服用方法、効果が継続する時間、副作用までほとんど同じです。レビトラが製造中止になった今、国産か海外産のジェネリック薬に移行することは否めません。
レビトラ錠は多くの国で販売されており、日本ではED薬市場のトップシェアを獲得し、売上も高い水準にありました。このことから、日本の製薬企業にレビトラ錠の製造販売権を移譲することで、再び市場に参入するチャンスがあると考えられます。
現時点ではそのような動きは一切見られませんので、現状では可能性は低いと言わざるを得ません。弊社では国内でレビトラ錠が入手できなくなると、個人輸入でレビトラを購入しようとする人が増えることで、偽物の薬による健康被害が拡大するリスクが高まることを危惧しています。ですので、安全性が担保された個人輸入代行サポートを使用することをオススメします。
ベターヘルスでは、まだレビトラの最後の在庫があります。市場では入手が困難となってしまったレビトラが買える最後のチャンス。レビトラが再販され、また再び入手可能になるまでお手元にレビトラを持っておきたいなら、これを逃さないでください。
参照:
「バイアグラ、レビトラ… 長く効くED治療薬はどれ?」日本経済新聞