ロイコリン - ロイコボリンカルシウム（Leucorin - Calcium Leucovorin）

ロイコボリンカルシウムの効果効能

ロイコリン(Leucorin)の主成分であるロイコボリンカルシウム(Calcium Leucovorin)は、葉酸代謝拮抗剤の毒性を軽減させる作用があります。癌・白血病治療時に使用される「メトトレキサート」により生じる、過度の細胞増殖抑制をすみやかに回復します。そのため、癌・白血病治療のメトトレキサートによる副作用を回避することが可能です。また、メトトレキサートを使用した関節リウマチ療法等による毒性軽減で使用します。

ロイコリンの服用方法

・メトトレキサート通常療法、CMF療法、メトトレキサート関節リウマチ療法又はM-VAC療法

メトトレキサート通常療法・CMF療法・メトトレキサート関節リウマチ療法・M-VAC療法にてメトトレキサートによると考えられる副作用が発現した場合、成人では1回10mgを6時間間隔で4回、経口にて服用してください。
尚、メトトレキサートを過剰投与した場合には、投与したメトトレキサートと同量を投与してください。

・メトトレキサート・フルオロウラシル交代療法

メトトレキサート投与後24時間目より服用を開始し、1回15mgを6時間間隔で2〜6回、それぞれメトトレキサート投与後24、30、36、42、48、54時間目に服用してください。
メトトレキサートによると考えられる重篤な副作用が現れた場合、用量を増加し投与期間を延長してください。
尚、年齢や症状により適宜増減してください。

・プララトレキサート投与時

成人の場合、プララトレキサート投与後24時間目より1回25mgを8時間間隔で6回、服用してください。尚、状態により適宜減量してください。

ロイコリンの副作用

ロイコリン(Leucorin)の服用に際して、次の副作用が現れることがあります。

● 過敏症、発疹、発赤、発熱

また下記の重大な副作用が現れる可能性があります。

● ショック、アナフィラキシー

上記の症状や異常が見られた場合は、使用を中止し医療期間を受診してください。

ロイコリンの使用上の注意

重要な基本的注意

メトトレキサートを過量投与時は、すぐに本剤を使用すること。メトトレキサートと本剤の投与間隔が長いほど、本剤の効果が低下することがあります。

葉酸を使用により、ビタミンB12が足りなくて起こる巨赤芽球性貧血（悪性貧血など）が隠蔽されるとの報告があります。

ロイコリンの保管方法

● 製品は、直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。

● 小さな子供の手の届かない場所に製品を保管してください。

● 誤飲や品質の変化を防ぐため、容器を入れ替えずに使用してください。

● 期限が表示されている場合、期限を過ぎた製品は服用や使用しないでください。

ロイコリンの通販・個人輸入について

ロイコボリンカルシウムを含む製品は、個人でも海外からの輸入ができます。しかし、代行サイトを使うときには、製品の品質やロイコリンの副作用の可能性などをしっかりとご理解いただくことが必要です。

ベターヘルスでは、ロイコリン(Leucorin)の正規品であることをお約束し、お客様に代わって販売元との注文や支払い、通関などの個人輸入の手続きを行います。

参照：

医療用医薬品：ロイコボリン

ロイコボリン錠5mg：日経メディカル

ロイコボリン錠5mg：日本医薬情報センター